◆第5文型の理解 ~まず最初に!~
●第5文型の特徴
O-C 間に、「ネクサス」が成立する。
●「ネクサス」とは
英文中で、・・・名詞+述部.~という形が出てきたときに、下線分の部分に「主語+述部」という関係が成立する場合、これをネクサスと呼ぶ。
●第5文型の「ネクサス」の形
主語 + 動詞 + O(目的語) + C(補語) ・・・の「O+C」部分に「主語+述部」というネクサスが成立する。
●C(補語)に動詞が入る場合
「ネクサス」部分の文意によりC(補語)の形が変わる。
ネクサス=Oが Cする C(補語)=原形 / to原形
ネクサス=Oが Cしている C(補語)=現在分詞
ネクサス=Oが Cされる C(補語)=過去分詞
●C(補語)に入ることができる品詞や形
述語動詞(V)によって決まる。
◆第5文型の理解 (2) 使役動詞 “make”
★使役動詞 “make” は、「強制して無理やりさせる」という強い意味持つ!
1) 「C(補語)=原形」の場合 → O を C させる
*この場合 make + O + C(原形) = force + O + C(to不定詞) と書き換えできる
●The employer made his workers work late without overtime pay.
●The employer forced his workers to work late without overtime pay.
●The employer made his workers work late without overtime pay.
●The employer forced his workers to work late without overtime pay.
→その雇用主は労働者を残業代なしで遅くまで働かせた
2) 「C(補語)=形容詞」の場合 → O を C させる
*この場合、無生物主語構文になりやすく、訳出に注意が必要
●This news made him sad.
→このニュースは彼を悲しませた
→このニュースは彼を悲しませた
→このニュースを聞いて彼は悲しんだ
3) 「C(補語)=過去分詞」の場合 → O を Cしてもらう
*この場合 make + oneself + C(過去分詞) の形のみとなり、過去分詞も “understood” “heard” のみを暗記すれば良い
●He could make himself understood in English.
→彼は英語で自分のことを理解してもらえた = 彼は英語で話が通じた
●He could make himself understood in English.
→彼は英語で自分のことを理解してもらえた = 彼は英語で話が通じた
●He couldn’t make himself heard above the noise.
→彼はこの騒音を超えて自分のことを聞いてもらえなかった = この騒音で彼の声は届かなかった
→彼はこの騒音を超えて自分のことを聞いてもらえなかった = この騒音で彼の声は届かなかった
★入試頻出は3)の用法。これはしっかり暗記すれば問題ない。
★また2)の用法は整序や英作で無生物主語構文として狙われるいこともある。
★また2)の用法は整序や英作で無生物主語構文として狙われるいこともある。
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