できる古文教科書 徒然草「神無月のころ」

徒然草「神無月のころ」
◆POINT
1.筆者が行った「庵」のどのような点が素晴らしいのか?
2.庭にあった「柑子の木」のどのような点をどう感じたのか?
3.「この木なからましかば」のあとに省略されている語句は?






本文
 神無月のころ、栗栖野といふ所を過ぎて、ある山里にたづね入ることはべりしに、はるかなる苔の細道を踏み分けて、心細く住みなしたる庵あり。木の葉にうづもるる懸樋の雫ならでは、つゆおとなふものなし。閼枷棚に菊・紅葉など折り散らしたる、さすがに住む人のあればなるべし。かくてもあられけるよと、あはれに見るほどに、かなたの庭に、大きなる柑子の木の、枝もたわわになりたるが、回りをきびしく囲ひたりしこそ、少しことさめて、この木なからましかばと覚えしか。
















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時習館ゼミナール/高等部
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できる古文教科書 徒然草「神無月のころ」 への1件のフィードバック

  1. 匿名 のコメント:

    存続の漢字がちがいます。本文をもう少し書いて接続もやったほうがいいと思います。

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