時習館の風神中澤に負けぬよう、雷神森山からも冷却の話題を!
熱でモノを冷やす研究
えっ!? おかしくない? 熱で冷やす?
実はもう少しくわしくいうと、
廃熱で音を作り出し、その音エネルギーでモノを冷やす研究
えっと、「熱を音に換える」っていう前提はともかく「音で冷やす」って…
この「熱音響冷却システム」を研究しているのは同志社大学。
熱が音に換わるという原理は『熱音響現象』といって、一種の共鳴現象である。
熱エネルギーがどんどん送りこまれることで空気が激しく振動する。
その振動のうち、器や管のサイズに合った波長が共鳴して音になる。
この共鳴した音のエネルギーで熱を移動させるわけである。
実験装置では、1mmくらいの穴がたくさん開いたセラミックフィルターで、
スタックという熱交換装置を作り、
そこに音を通すことで、振動エネルギーを熱として取り出した。
具体的には、2つ目のスタックに音のエネルギーが通ることで、
温度差が生まれ、上が熱くなって下が冷える。
実験ではプラス20度からマイナス20度まで冷却できたという。
たとえば、熱い砂漠でも、冷蔵庫が動くということ!
そりゃすごいでしょう。