≪国立大学の数学≫
整数問題の解き方として,整数の性質をていねいに学んでいく姿勢が大切です。
図形の問題では与えられた条件を把握してベクトルや座標などで表現し,
結論へ向けて計算を進めるといった論理的な力が要求されます。
東京大はいわゆる難問というものが出題されます。
数学におけるさまざまな基本的な考え方はできるだけ多く学んでおきましょう。
京都大の最近の出題は小問がほとんどありません。
「この問題をどんな方針で解けばいいかを自己責任で選び,解け」という感じです。
大阪大の理系は問題が厳しいだけでなく,計算量にも注意が必要です。
微積分を中心に十分な計算力を養いたいものです。
東京工業大や九州大も,質・量ともにハード,
難易度が年により変動する北海道大,東北大は注意が必要です。
≪私立大学の数学≫
早稲田大,慶應義塾大の両大学とも,よく練られた良問ばかりで格調が高く,
したがって難度も高い問題です。
早稲田大の理工系は国立大との併願者も少なくありません。
関西学院大と同志社大の理系も,数学的な背景をもった良問中心。
国公立大の入試問題とよく似た感じがあります。
いずれも,国立大の対策が有効であると言えます。
早稲田大の教育,慶應義塾大の理工・医の出題形式は,
記述式と客観式のいずれの出題形式も含まれています。
立命館大はすべて客観式。
客観式は考えるステップが出題者の観点であり
記述式とはまた違った難しさがあります。