携帯電話を何気なく見てみた。
んーと、機種名は、これか。ふむふむ。
会社名は、んと「au」か。
ん? auって、「金」じゃないか。
化学で、金の元素記号は
「Au」
中学の頃、
「金メダルをとったら、英雄(Au)だ。」で覚えた。
金と言えば、かの有名なアルキメデス。
『裸で駆け出すアルキメデス』
それは、昔々のことじゃった。
地中海に浮かぶシシリー島にあった都市国家シラキウスという国があった。
そこにいるヒエロン王様の黄金の王冠が、この物語の発端だったのじゃ。
当時、金と銀を混ぜて金に見せかける偽金作りが横行しておった。
ヒエロン王の王冠にも銀が混ぜられているという噂が立ったが、
純金であるかどうかの判断は、とっても難しいことじゃった。
そこで王様は、かの地に住んでいるアルキメデスに
王冠を壊さずに純金かどうか調べるように命じたそうな。
アルキメデスは、解決法が思いつかず、
あーでもないこーでもないと、悩み続けたそうじゃ。
そんなある日の出来事。
アルキメデスは、気晴らしに公衆浴場に出かけた。
アルキメデスが湯船に入ると、一斉にドパァーっと湯があふれでてきた。
それを見てアルキメデスは、突如ひらめき、あまりの嬉しさに、
「EUREKA」と言いながら、家まで裸で駆け戻ったのさ。
アルキメデスは金と銀で王冠と同じ重さの塊を作り、
それぞれ水の満ちた容器に入れよった。
さらに、問題の王冠も同様に水の中に放り込んだ。
すると、どうだろう、それは金と銀の中間の値を示し、
純金でないということが証明されたっつー話。
めでたしめでたし。」
金の比重は19.3、
銀の比重は10.5
という金属によって異なる比重を利用した壮大な実験だったんですね。
それにしても、実験よりも金の王冠の方が心配です。
というか、金の王冠が欲しいです。
いや、金が欲しいです。
私です。ごきげんよう。
いやー、アルキメデスってすごいよね。
何がすごいって、
裸のまま家まで帰ったこと。
今の時代だったら、
なんとか罪で捕まってしまうかも。
でも、よく金と銀の比重の違いに気づいたものだ。
さすがはアルキメデス。
もし王様にお願いされたのが
私だったら、ヤルキナシデス。
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