数学の素質に個人差はほとんどありません。
少なくとも受験というレベルでは才能のあるなしではなく、
いかに勉強するかが重要なのです。
早期に基礎学力をつけ、そのうえに実戦力をつけることが求められています。
基礎学力は、1学期のうちにとりあえず完成させます。
とりあえずと言ったのは、どうしても不十分なところが残るから。
それをカバーするのが夏休み。
夏休みを過ぎて、基礎が不安な分野があってはいけませんね。
2学期からは、入試問題による実戦的な学習に入りましょう。
過去問もバシバシ行います。
センター試験だけの『センター型』の人と、
国公立2次試験と私立大入試を受ける『2次私大型』の人とでは、
夏以降、少しの違いが出てきますが、
そうしたことも含めて、
『勝つための基本戦略』
を早く立てる必要があります。
1. 授業をペースメーカーとして活用する
授業と受験勉強を別に考えるのはよくありません。
授業をペースメーカーに、それと並行して、
参考書や問題集で肉付けしていく方法が効率的です。
授業進度が遅いから、という声もよく聞きますが、
そのようなときは、1学期の授業に合わせた勉強と、
2学期にやる予定の分野の予習という2本立てで考えてはどうでしょうか。
2. 実際に式などをノートに書いてみる
数学は、覚えることと考えることの両方が必要な科目です。
わかったと思っても実際に計算してみると行き詰まることは少なくありません。
問題を解いたり、公式を証明したりするときには、
方針が立ったら『終わり』というのではなく、
ノートにきちんと書いてみましょう。
これが最後には、計算力の向上、
そして答案の書き方が身につくということにつながっていくのです。
3. 計画性をもって厳しく時間を管理する
実はこれが最も重要なことで、数学の学習にはかなりの時間が必要です。
特に苦手な人ほどかなりの時間を『数学』に取られてしまうことでしょう。
十分な学習時間を確保するには、計画性をもって各演習問題に時間を定め、
必ずその時間内で学習を進めること。
また、1秒でも遅れないぞ、というぐらいの決意で望むことです。
実際のセンター試験では、
60分という非常に短い制限時間の中でかなり多くの計算力が問われます。
センター試験の『数学』は、いかにスピーディーに正確に解くか、が重要なのです。
参考になれば幸いです。